2012年4月23日月曜日

犬のしつけ新着情報&ニュース | 犬のしつけ


犬をペットとして飼っている人は海外の犬たちの暮らしぶりが気になるという人もいるかもしれませんね。オーストラリアはイギリス系移民が多くて犬の先進国でもあります。ドライブ中の犬のシートベルトもきちんと義務化されているそうです。個人主義や個性を尊重している欧米では「犬は犬」ととらえており一定の距離を保ちながら接している飼い主さんが多いそうです。子供の育児と同じようにベタベタかわいがったり過保護にすることもなく、しつけも厳しいそうです。

自然保護の先進国でもあるオーストラリアは食材や化粧品などあらゆるライフスタイルで「ナチュラル」が重要視されているせいか、洋服を着ているという犬はほとんどいないそうです。そしてここ数年では断尾や断耳を法律で禁じている州も増えているそうです。またタイなど、怒りの表現を美徳としていない上座部仏教の国々をみてみると大声で叱られている犬などはなかなか見かけないそうです。

実際、犬たちは、どのような感じに飼い主さんに接してもらいたいのでしょうか?間違ったコミュニケーションをとっていると愛犬にストレスを与えているかもしれませんよね。ストレスが免疫力を低下させたり病気を招くということは周知の事実ですよね。ちなみに日本では洋服を着ているワンちゃんがたくさんいますよね。それは飼い主さんが擬人化している傾向があるからです。アンダーコートのない犬種以外は、冬のお散歩などで洋服を着せても防寒対策にはあまり関係ないそうです。ようするにファッションなんですよね。

動物行動学が専門の農学博士・加隈良枝先生によると犬に対して日本人は感情表現がヘタかもしれないということだそうです。加隈先生は、帝京科学大学のアニマルサイエンス科の講師として活躍されており、研究テーマは、動物のストレスとその緩和や問題行動の予防と治療などです。ペット行動学の研究先進国でもあるイギリスで1年半の留学をしていたそうです。

「犬には、わかりやすい表現方法が大切で、感情表現が豊かな欧米人と比べてみると日本人の場合は、犬からみても表現力が不足しているみたいです。犬をほめるときであっても犬を叱るときであっても、そのメッセージがきちんと伝わっていない気がします」。とのことです。

「ダメでしょ? わかった?」というようにやさしい口調で犬の背中をなでながら、言いさとしていることがあるみたいでこれでは、犬はほめられていると勘違いしてしまうそうです。犬をほめるときは、ハイテンションで大げさなぐらいが良いでしょう。逆に犬を叱るときは、怖い顔をしながら叱ると怒られているのだということが犬も認識できるのです。

なお、叱るときのポイントは、怖がらせないことが大切です。犬は叩かれたりしたら飼い主さんを好きにはなれません。たとえば犬が困った行動をするたびに音を出してみて犬をびっくりさせてみるといった「天罰法」をつかって学習させることが良いみたいです。他にも遊びが中断される、ムシされる、おやつをもらえないというような実際の「罰」を与えるのも「叱る」方法として有効なようです。

シッポを振っている犬の感情についてわかりますか?一般的に犬はうれしいときにシッポを振ると思っているかたも多いようです。でも犬は緊張している状態や威嚇するであってもシッポを振るそうです。それと同じ様に、「吠える」という行為に伴った感情もいろいろとあります。たとえば散歩中に他のワンちゃんに出会ったりすると怖いみたいでワンワン吠える犬がいますよね。飼い主さんは「大丈夫だから、吠えないでもいいからね」と抱っこしてあげるとします。けれどもこれでは、犬は怖いときは吠えれば抱っこしてもらえると誤った学習をすることになってしまいます。

また威嚇で吠えているケースもありまよね。飼い主さんの前に現われた犬を吠えて追い払ったから、ごほうびとして抱っこをしてもらえたのだと思ってしまうかもしれません。どちらにしても「吠えたら抱っこ」をするということは愛犬にたいしては好ましい接し方ではないようです。散歩中にほかの犬に出会ってしまいたとえば緊張して吠えてしまうような犬には、「おすわり」などのできることをさせてみて上手に出来たらほめてあげるようにしましょう。

犬が静かにしていられたり、リラックスできていたら飼い主さんから声をかけてあげるのでも大丈夫ですよ。飼い主さんにダメ!と怒られても犬はどうしたらいいのかわからないとおもいますよね。初めて会う犬でその犬との相性がわからないときや、こわがりなワンちゃんはリードをゆるめないで犬の様子によく注意をしながらあいさつをさせてもらうと良いでしょう。

愛犬と接するときには正しいルールを愛犬に学ばせるようにしましょう。たとえば犬の問題行動に関する相談などがあった場合に、「お座りや伏せ、待て」という指示にはきちんと従うのにという飼い主さんが多いようです。でも、そのような指示をご飯などがないときでも犬はできているのでしょうか?たいがいのワンちゃんは食べ物を見ると、指示を出される前にお座りしてしまうよいうコが多いようです。

それを見ているため飼い主さんが自分の飼っている犬が利口だというように喜ぶようです。でも犬のほうからしてみると、ちゃんと座ったんだから、早くおいしいモノを出してくれというように逆に飼い主さんに要求を出しているということらしいです。犬が欲求を満たすために、人間を動かしているということになってしまいますよね。そうなると主従関係が逆転していることになってしまいます。

飼い主さんがリーダーシップを示すためにはどうすればいいのかというと、ベッドやソファの上にワンちゃんを乗せないようにしましょう。もし、上がろうとするのであれば犬が行動をおこす寸前に「お座り」をさせたり、おもちゃをあげる前にも「お座り」をさせるというように飼い主さんの要求に従わせてから犬の欲求を満たしてあげるようにするとよいでしょう。日々のなかでちょっとした工夫をすると愛犬は飼い主さんをリーダーというように認めるようになりますよ。

たくさんの飼い主さんたちが、愛犬と一緒にドッグカフェにいったり、旅行にいったりドッグランなどへ行ってみたいと望んでいるようです。でもこのようなことを実現するためには子犬の頃のしつけがとても肝心なのです。しつけとはいっても「オテ」や「オスワリ」などの号令に従うことだけではないのです。何よりも大切なことは家族以外の人や犬に対しても適切なコミュニケーションがとれてさまざまな環境に適応することができる「社会性」を身につけることです。つまり子犬のうちから色々なことに慣らしておくということなのです。

犬の場合は生後7週から15週齢頃のことを「社会化期」と呼んでおりその文字通り「社会性」が培われる期間となるようです。さまざまな刺激に触れることによって脳を発達させることもできます。この時期は子犬に家庭以外の場所を体験させるということはとても大切なことなのです。社会化期を家庭のなかだけで過ごしてしまうと外の刺激に対してとても臆病なコになってしまうこともあります。たとえば散歩に出ると他の犬に唸り声をあげたり訪問先の犬や猫に攻撃を加えたり制服や作業服姿の男性に吠え掛かるということなどです。

見慣れないものに対して接し方がわからないため恐怖から攻撃的になってしまい適切なコミュニケーションの方法を知らないままに育ってしまうということなのです。このようにならないためには好奇心がとても旺盛な3ヶ月から4ヶ月齢のときに色々な刺激に慣らしておくことがとても大切です。そのことによって新しい刺激に怖気づくことがなくなり初めて会う人や犬にたいしてもきちんとコミュニケーションをとれるようになるのです。

子犬の時期に普段の生活の中でできるしつけの実践ポイントがあります。まずは抱っこ散歩です。ワクチンの接種が済んでいないうちは、ほかの動物の排泄物や屋外の雑菌などからウイルスに感染してしまうこともありますので抱っこをして外出をしましょう。車やバイク、鳥などを見せてあげたりすると気分転換になりますよね。屋外のいろいろな音を聞かせてあげるとよいでしょう。そしてさまざまな感触を味わわせてあげるのもよいでしょう。たとえば水に触れさせたり、アスファルトや土の上、タイルや金網状のものの上を歩かせたりしてみるとよいでしょう。

また自宅の来客を増やしてみるのもよいとおもいます。老若男女、性別を問わないであらゆる年齢層や外見の異なるタイプの人に会って子犬が嫌がらない程度に抱っこをしてもらうなどしてみるのもよいとおもいますよ。より効果的に社会性が身につく「パピーパーティ」というものがあります。パピーパーティでコミュニケーション方法を学ぶということですが、パピーパーティーは家族以外の人や犬に慣らすのにより効果的な方法といえます。この方法はしつけ教室や動物病院などで開かれています。

メリットは、ワンちゃん同士を触れ合わせて遊ばすことができるということです。最後のワクチン接種が済んでいないためお散歩デビューができない子犬にとっては貴重な体験となりますよ。病院でのパピーパーティは、1回目のワクチン接種終了してから一般のしつけ教室の場合は2回目のワクチン接種終了してから参加できるところが多いようですよ。詳しい内容については各開催者に問い合わせをしてみるとよいでしょう。

オーストラリアでは、動物病院でおこなわれているパピーパーティがポピュラーです。その多くは診療時間の後の夜に行われているそうです。動物病院でおこなわれるパピーパーティには、犬が病院好きになるというメリットもあるようです。そのおかげで、飼い主さんも犬を病院に連れて行きやすくなります。もしもの病気を早期発見したり早期治療するための一助になっているようです。最近では、日本でもパピーパーティを開いている動物病院が増えているため近所の動物病院で探してみるのもよいとおもいます。

子犬たちは遊びながら社会性を身につけていきます。パピークラスとは、甘噛みや破壊行動というような問題行動の予防や対処方法を学ぶカリキュラム制の子犬のしつけ方教室です。問題行動には、予防をきちんとおこなうことが肝心のようです。全4回のカリキュラムの中には他の人や犬に慣らすパピーパーティの要素も含まれているようです。

パピークラスの目的は、あくまでも"社会化"と"問題行動の予防"なのでパピークラスに参加することによって怖がりや犬見知りというようなそのまま放置しておくと増長されていき後々には問題行動となってしまう可能性のある生まれつき持っている「負の性質と傾向」を抑えらることができるそうです。家でも子犬のうちに習慣づけたいことがあります。それは、口の中を触ることに慣れされる練習です。ほかにも飼い主さんのそばについて歩く練習やトイレ、甘噛み、飛び付き、無駄吠えなどです。

犬を飼うときには犬との相性も大切ですよ。まずは犬種を選ぶことが、最初のステップといえます。犬のことを知ったり犬種の特質も頭に置いておくことが犬と接するうえで最も大切なことなのです。犬の先進国イギリスには、店頭で犬を販売するといったシステムはなくブリーダーさんや、捨て犬の保護シェルターから犬を譲り受けるということが一般的なようです。日本のように、流行犬種の変動などもありません。

日本人の飼い主さんに多いパターンですが、犬を衝動買いしてしまったためにあとから犬の問題行動や相性の悪さで悩むといったケースです。欧米人のように、ライフスタイルにあった性質の犬を選びそれから家族として迎えていないからなのです。体が小さいテリアであっても運動による健康管理が必須となります。狩猟犬として作出された"テリア"は、興奮しやすくて気も強いです。いわゆる"テリア気質"を持っており小さいけれども活動的でタフなのでかなりの運動量が必要となります。

"柴犬"は独立心が旺盛な傾向が強いため抱っこをしたいという飼い主さんやいつもそばにいることを犬に求める飼い主さんには不向きといえます。見た目で選ばないで犬の性質で選ぶことが飼い主さんと愛犬、双方のハッピーライフの第一歩といえます。

自宅でも子犬のうちに習慣づけたいことがありますよね。たとえばワンちゃんが口の中を触らせるための練習などです。歯みがきは歯周病の予防のためには必須といえますよね。あと、食欲のないときに薬を飲ませるためにとても大切なことなのです。実践のしかたですが、指に犬用チーズなど愛犬の好きなものをのばしてつけてから犬の口を無理にこじあけないで外側から奥歯にさわってみます。初めは1回から2回程度で終えて何度もやらないようにしましょう。愛犬に「イヤなもの」だと思わせないことがポイントなのです。

そして飼い主さんの左横に付いたら、ご褒美をあげてみましょう。お散歩のときに、引っ張りや拾い食い、突発的な事故などを予防するためには効果的な方法です。実践のしかたですが、室内でノーリードにして愛犬と違う方向に歩いてみます。飼い主さんのそばをついて歩いたら、すぐにごほうびをあげてみましょう。何回か繰り返すことによって愛犬は、そばを歩いていれば「イイこと」があるのだと学んでいきます。


ショック首輪、大きな犬

このときに飼い主さん自ら愛犬の名前を呼んでみたりごほうびで釣ったりしないことがポイントといえます。あくまでも、愛犬が自らの意思によって「飼い主さんのそばにいたい」と思わせることが目的なのです。 その他にも管理しておきたい行動ですがトイレや甘噛み、飛び付き、無駄吠えなどがありますよね。これらの問題は、アンケートなどからでも「子犬の頃の困った行動」として多くの方があげている共通の悩みといえます。どのような行動も、管理方法をきちんと学ぶことによって解決することはできるのです。

クレート・トレーニングの紹介についてはほとんどが子犬を対象としているようですね。でもクレートの使用は、成犬にも役に立ちますよ。成犬の場合はたいていはじめはこの種のトレーニングをいやがります。しかし、慣れると家庭内にある他のどの「小屋」よりクレートに安心感を覚えるため好むようにもなります。なぜクレートを使うのかというとクレートは家庭での躾けに役立ちますし犬の破壊的行動を防いでくれて犬の安全性をより高めてくれるのです。実際にクッションを敷いた解放感のあるクレートと、広い部屋の真ん中とを比べてみるとクレートの方に好んで横になる犬のほうが多いようです。

シートベルトをしない犬にとってはクレートを使うことによって車での移動が安全になりますので方法としてはお勧めといえます。けれども車内に犬を長時間おく場合には、クレートの使用は避けたほうがよいでしょう。犬用クレートは、基本的に次の2つのタイプがありひとつは、金属製の檻のような折り畳み式のクレートでもう一つは成形プラスチック製の「エアライン」クレートです。

飛行機での移動に使用されることからこのように呼ばれています。エアライン・クレートは閉鎖された空間なので洞穴みたいです。そのため犬に好まれるのかもしれません。犬の好みがわかるまでは、借りたりして両方のタイプを試してみるとよいかもしれませんね。クレートを選択肢のひとつとして初めから犬に与えていれば、子犬と同じように成犬もほとんどが受け入れるようになりますよ。

夏の日などは暑いと湖やビーチなどでの水浴びがとても楽しいですよね。それでは犬はどうなのでしょうか?もしも犬が冷たい水に入るのを嫌がったらどうしたらよいのでしょうか。実はどんな犬でも水が好きになれますよ。もちろん、レトリバー、ニューファンドランド、ポルトガル・ウォーター・ドッグ、ウォーター・ドッグであるプードルというようにもともと泳げる犬もいます。犬が暑い日などに冷気を好むのは自然なことで、深いところで一緒に泳げなかったとしても水に濡れたり、水辺で遊ぶのが大好きなのです。

子犬を水辺に連れていくのに早すぎることはありません。初めに子犬に水辺のよい印象をもたせるには、湖畔などの遠浅の静かな場所を選んであげたほうがよいでしょう。そこには、発見したり観察するものがたくさんありますので子犬も楽しめるのではないでしょうか。子犬が探索しているあいだに気を配りながら楽しんでみたりしましょう。子犬のそばで浅瀬に入って行くなどは子犬は近づいて臭いをかいだり時には吠えたりもするでしょう。子犬の好きなボールを持っていけば少し離れて水に入ると気を引くことができますよ。

子犬が近寄ってきたら、褒めてあげてご褒美の食べ物やおもちゃを与えてあげましょう。子犬が戸惑ったり不安な表情をしていた場合には無理に水に入れるはやめておきましょう。何度か連れていくことが必要かもしれませんが、そのうちだんだんと慣れてきますので勇気を出してもっと深いところに入ってみたり水を飲んだりして遊んだりするでしょう。

ペット店の汚れたケージの中で数ヶ月のあいだ過ごした場合は別ですが子犬の場合は普通、自分が寝たり食べたりする場所には排泄はしません。トイレと生活の場を自然に分ける本能がありますので排便の躾けに役立ちますよね。クレートを使うにしろ、開閉ゲートのあるキッチンを使う場合でも子犬の寝場所はなるべく狭くしましょう。

一般的なルールとして子犬は、1ヶ月を1時間に換算してり生後月数プラス1時間はクレートを我慢できなければならないのです。たとえば、生後3ヶ月の子犬の場合は3時間から4時間はクレートに入れておいて大丈夫のはずです。それより長い時間クレートに収容しなければならない場合には排泄した場所から離れて寝たり食べたりできるように広めのスペースを与えてあげしょう。この場合には新聞紙が必要となりますよね。

頻繁に子犬を外に連れていける場合には新聞紙での躾けは必要ないともいます。子犬は散歩用のひもをつけて、いつも排泄する場所に連れていってあげて飼い主はご褒美をたくさん持って出るようにしましょう。排尿や排便をしたらすぐにご褒美をあげてみましょう。家に帰るまで待たせたりしてはいけません。排泄をしない時は散歩を5分で切り上げて家に戻って15分くらい経ってからまた連れ出してみましょう。

一番大切なことは、粗相をしたあとで子犬を叱るのをやめることです。粗相をしていたらその場で手をたたいて注意を引いてあげてすぐに外に出しましょう。飼い主さんに辛抱や忍耐、優しさがあれば、どんなに物分かりの悪い犬であっても排便の躾けをすることができます。

犬の散歩用アクセサリーは色々とありますよね。ペットショップなどにいくと壁全面を飾ってあったりします。バックル式の首輪やナイロンや鎖でできたトレーニング用(チョーク)首輪、プロングカラー、普通のハーネス、引っ張り防止用ハーネス、ヘッドカラーなど本当にさまざまな種類の散歩用アクセサリーがあります。いったいどれを選択すればよいのか迷ってしまいますよね。ほかにもトラフィック・リード、約120センチのリード、約180センチのリードなどどれを一緒に使えばといのかわからないこともありますよね。

引き込み式のリードはどうでしょうか?散歩用具の種類の豊富さからも、多くの人にとっていかに犬の散歩がたいへんなことかがわかるとおもいます。ドッグ・トレーナーや犬の行動の専門家がいる場合、飼い主が経験がある場合は別ですが、トレーニング用(チョークタイプ)やプロングカラーはちょっとお勧めできないようです。

経験が浅い飼い主にとって、こういった道具、特にトレーニング用首輪は使うのが難しくて目的を果たさないことが多いからです。子犬や犬の躾け教室に入っているのであれば先生がそれぞれの犬にぴったりの散歩に適した首輪選びを手伝ってくれるとおもいます。飼い主が一番使いやすいタイプはヘッドカラーのようです。装着に慣れてくれば犬も引っ張らずに歩くようになりますよ。飼い主にも犬にも優しい使いやすいタイプといえます。ヘッドカラーの購入や装着、使いかたについての詳細は、獣医さんかペット用品店に問い合わせをしてみるとよいでしょう。

ペットにたいして「来い」という命令は「座れや待て」より教えるのが難しい命令のようです。犬は賢い動物なので捕まるよりは、吠えながら自由に走り回ったり皆の前で飼い主に恥をかかせるほうを選ぶのです。それでは、このときのルールは何でしょうか?呼ばれたら必ず来るようになるまで、リードを外さないのが理想的です。もしくは、犬を充分訓練できるようになるまで、塀で囲われた裏庭のように、犬を呼ばなくてもよい場所にいる時だけリードを外してみます。

長いリードか洗濯用ロープを使って、初めは屋内で訓練を始めてみましょう。次第に塀に囲われた屋外に移動して、最終的にはリードなしで訓練をおこなってみましょう。安全で囲われた場所にいれば犬がけがをしたり逃げたりする心配はありませんよね。まず、興味をそそられる臭いや音、他の犬の存在や自由の楽しさなどの要素にたいして対抗しなくてはなりません。そのご褒美に餌をもらうのも魅力的ですが、嬉しそうな飼い主の笑顔も魅力的だとおもいます。犬がこちらに注意を向けている時はお座りや待てをまずやってみましょう。

少し離れたところに下がってひざまずいて両腕を横に広げ、楽しそうに「おいで!」と言ってみてはいかがでしょうか。このとき後ろに2~3メートル走るといいかもしれませんよ。厳しい命令口調よりもかん高い声で呼ぶ方が、犬も興味を引きますよ。きわめて重要な掟ですが犬が来た時は決して叱ってはいけませんよ。たとえどんなことが起きたとしても犬が近づいてきたら、必ず褒めてご褒美をあげてくださいね。たとえ犬が、いたずらをしたとしてもこれは守るようにしましょう。

ペットに 「お座り」と指示したり、その延長である「お座り-待て」とおいう指示は、犬に教える命令の中でも一番役立つものだとおもいます。人込みのなかや交差点などで信号待ちをしている時や、犬を怖がるお客様を迎えた時などはマスターしてよかったと思うとおもいます。ご褒美が魅力的であった場合には、子犬でも簡単に覚えることがでるとおもいますよ。

なるべく気が散るものが少ない屋内の場所を見つけてみましょう。小さなおやつをご褒美にして、鼻を上(食べ物の方)に向かせて、しゃがんで自然にお座りさせることから始めてみましょう。犬が座ったらすぐに食べ物をあげるようにします。そして「お座り」と言いながらこの行為を繰り返しておこないます。もし、食べ物に飛びつくようであれば、たぶん持つ位置が高すぎるということなのです。

これができたら、食べ物をあなたの腰の位置に持って、初めから「お座り」をやらせてみましょう。お座りをすることができたら、「おあずけ」と座ったままでいることを教えてあげましょう。初めは1秒くらいで最終的にはもっと長く待てるようにしましょう。犬が待てるようになったら、ご褒美を持って横に一歩出てから、一歩下がります。犬が動いてしまったら、たくさんのことを短い時間にやりすぎたという証拠なのでトレーニング・プログラムの初めに戻り、待つ時間を短くしてみましょう。

犬などの動物の場合、努力が報われれると新しい課題をどんどん覚えます。覚えるには、プラスもしくはマイナスの動機づけが必要となります。食べ物の場合はプラスの動機づけといえるでしょう。マイナスの動機づけはというと、たとえば、馬に乗っている人が、馬が歩き出すまで馬の脇腹を圧迫するというような場合です。馬は歩けば圧迫感が「取り除かれる」ため、それが動機づけとなるそうなのです。

トレーニングを効率的でより楽しいものにするには、犬がよくできた時にどんなご褒美がもらえるのかはっきりさせてあげることが大切になってきます。たとえば撫でたり褒めるだけでもよいとするトレーナーもいます。しかし、犬にたいしてご褒美に食べ物やおもちゃを使ったほうがずっと早く結果を出すことができるようなのます。

食べ物を使うと、犬が反応するのは食べ物を持っている時だけではというような心配をもたれるかもしれませんが、それは大丈夫なようです。課題を教える場合には、初めのころだけ継続的に褒美をあげるのが理想的だと考えられています。いったん課題を達成することができたら、食べ物はその時々、断続的に与えればよいというわけなのです。

服従の訓練ときけば、愛情に満ちた人間とペットの関係とはちょっと程遠いような支配や厳格な統制といったイメージがあるという飼い主のかたもいますよね。けれども実際問題としてこのトレーニングは、そのような人間とペットの良い関係を育て上げるためにも有効なことなのです。座れや待て、来い、あとについて来い、というような基本的な命令は、犬がよき市民として育つためにはとても役立ちます。

きちんと訓練された犬は訓練されていない犬と比べてみると、ストレスが少なく楽しい生活を送れるとおもいます。来客にたいして飛びかからなくなったり、公開イベントなどにいっても静かに座っていることができたり伏せをすることができたり、リードを付けて自制した散歩をすることができれば、飼い主と過ごす時間が長くなりますよね。休日などにピクニックにでかけたり、野球やボート乗りなどに連れていってもらうことができます。

お客様がいらした時に座ったり伏せることができるように教えられた犬の場合は、夕食のパーティーに加わることなどもできます。そのためガレージで独りぼっちになることは少ないといえるでしょう。これらのことを頭に入れておけば、犬を有名な躾け教室に入れるかどうか決めるときにとても役に立つとおもいます。訓練とは意味のない儀式ではなくて、むしろ現実的な社会のなかで使うことができる有用な道具なのです。

飼い主さんが望まないペットの行動を止めるためには3つの有効な方法があります。そのひとつはそういった行動をさせないことです。2つめはお仕置きをすること、3つめは別の相反する行動を教えるという「こと」なのです。この3つの中でどれが適用することが難しかというと罰を与えることでしょう。私たちがよく言うノーということは、実はあまり効き目がありません。ノーという言葉は音声的に言ったとしても犬や猫などのペットにとって説得力を持たないからです。


犬の衝撃の樹皮襟

そのうえになだめるような声を発しているとしたら、よけい言うことを聞かないとおもいます。ある行動を罰するためには次の3つの基準を満たさなくてはならないのです。まず初めに不愉快な声を出してみましょう。歌うような声でノーと言ってもぜんぜん効き目はありません。厳しい声を出して、また綱を引っ張ったり水をスプレーしたりする、もしくはシトロネラ油がスプレーされる首輪を使ってもよいでしょう。

それからよくない行動の最中に、もしくは直後に間髪を入れないでお仕置きをしなければなりません。粗相をした子犬を数時間経ってから叱ったとしても、ただ怖がらせるだけです。三番目には、お仕置きはその行動をとるたびに必ず与えねばならないということです。たとえば電話をしている時だけ吠えている犬にたいして静かにするよう怒ったとしても、それ以外の時に無視したのではその犬は吠え続けてしまうということなのです。

それは、飼い主さんの関心を引けるわけだからです。それでは困った時、飼い主さんはどうしたらよいのでしょうか?たとえば犬が跳びあがるたびに180度回転させるというように、よくない行動を修正するための一貫した効果的な方法を見つけるようにしましょ。それから他の2つの方法を試してみましょう。ある行動をやめさせるためには、それを完全に無視して絶対に肯定をしないようにします。たとえば、犬が跳びあがっているあいだは、撫でたり喋ったりはしないということです。

日本では過半数の飼い主が愛犬を溺愛しているといった背景がありようです。飼い主のタイプ別構成比などの資料もありますのでどういったことがわかるかというと、最近の日本での飼い主さんと愛犬の上下関係は、実際の場合、どうなっているのでしょうか。室内で犬を飼っている首都圏・近畿圏の女性795名を対象にした「飼い主と愛犬の接し方」を調べたアンケートというものがあります。これは2005年に花王が調査したものです。そのアンケートをした結果、とても興味深い結果が導き出されました。

4割が一緒の布団で寝ていており、3割が自分の愚痴を聞いてもらうといったように、親密な接し方をしているのです。また、4割が「愛犬の家庭内順位が家族の誰かより上位になっている」、そして5割が「おやつを頻繁に与えている」、3割のかたが「人の食べ物を愛犬が欲しがっていると与えてしまう」というように、実は適切とはいえない接し方をしている飼い主さんがいることが明らかになったのです。一緒の布団で寝る飼い主さんが4割もいることには驚かされました。

また愛犬に対する行動や意識のなかで、飼い主は4タイプに分かれることも見出されてたようです。加隈先生による理想的な飼育スタイルの「しっかり育児」タイプは37%です。信頼関係がやや希薄であって「ペットはペット」タイプのかたが19%で� �るのに対して、「ついついご褒美をあげてしまう」というタイプのかたが30%、「べったりとペットに依存してしまう」タイプが14%というように、約半数のかたが愛犬の溺愛傾向にあることが判明したのです。

静岡県にある犬のしつけ教室や訓練所、ドッグスクールなどをご紹介したいと思います。まずはじめにワンコ・ワークスです。ワンコ・ワークスはただのしつけ教室ではありません。「考える犬」と「犬が分かる飼い主」を育てることを目的としており、人と犬とのコミュニケーションを可能にしてくれます。犬と心が通じ合う素晴らしさを味わったり、犬も人もみなが幸せな関係を築く手伝いをしてくれます。その他にも出張しつけ・お散歩代行のドッグ・アイ 【Dog-ai】があります。

出張しつけ・お散歩代行のドッグ・アイ 【Dog-ai】は、静岡県藤枝市を中心にして出張家庭犬しつけやお散歩の代行をしています。人と犬との明るく楽しいコミュニケーションを手伝うことを目的としています。つぎにDoglifesupport Calm -カルム- というドックスクールがあります。Doglifesupport Calm -カルム- は、静岡県島田市を中心に活動している、出張トレーニング専門のドッグスクールです。カルムでは「ワンちゃんをしつける」のではなくて「飼い主さんにワンちゃんのしつけ方を教える」といったスタイルをとっています。Doglifesupport Calm -カルム- では、しつけに関して興味がある方や自分でわんちゃんをしつけたい方の問い合わせにも対応しています。

静岡県 犬の訓練所(ドッグスクール)リストも一部、ご紹介したとおもいます。Wan・Wanトレーニングテラオ、住所は静岡県静岡市葵区岳美5-23-7です。電話番号は054-209-2033です。加藤愛犬警察犬訓練所の住所は 静岡県静岡市葵区弥勒2丁目3-34です。電話番号は054-253-5073です。愛犬のしつけ教室バウハウスの住所は静岡県静岡市駿河区下川原4丁目6-21です。電話番号は054-258-6673です。ベルナ愛犬しつけスクールの住所は静岡県静岡市駿河区古宿119-2です。電話番号は054-238-5028です。

愛犬のしつけがうまくいかない理由としては飼い主のかたにも原因がある場合があります。そもそも犬と人間は言葉がほとんど通じませんよね。それなのに、人間の子育てと同じような感覚からしつけをしている人が現実にはいるのです。それは、そもそも不可能なことなのです。人間は毎日毎日、いろんなことを吸収しながら成長します。もちろん、犬も成長します。

しかし成長しても人間の大人と同じくらいの知能になるということはけっしてありません。そもそも、犬は人間とは違う生き物なのです。そのことを認識しながらしつけをしないと、うまくできるはずがないとおもいます。犬のしつけにはさまざまな方法があります。しつけの方法は人それぞれ違うとおもいます。また、訓練士さんによってもしつけの方法は異なります。

本を読んでも書いていることが違うこともあるとおもいます。それではいったい、どのようにしつけをすればいいのか途方に暮れることもあるとおもいます。犬を何度も飼ったことがある飼い主さんの場合は簡単にしつけることができるかもしれませんが、初めての飼い主様には思うようになかなかしつけができない場合もあります。そのような場合に「クリッカー」というアイテムをつかってしつけをしてみると良いかもしれません。

ウィズサラダ(

ちょっとだけ犬の立場になって考えてみましょう。それが理解することができれば、今以上に犬を理解してあげることもできますし、犬はあなたを心から信頼してくれるとおもいます。ウィズサラダでは、犬種だけで判断したりしません。そして確立されたトレーニングを当てはめるのではなくて犬の性質を重視しています。その犬に合ったトレーニング方法を飼い主さんや愛犬に無理がないようにプログラムしています。

そしてお互いに成長できるように手助けをしています。そのことが愛犬が成長する一番の近道だと考えています。ウィズサラダの住所は〒273-0072神奈川県横浜市南区永田東3-17-29-301です。電話番号は045-710-7055です。FAX晩後は045-710-7535です。いぬのしつけについて関心があるかたは問い合わせをしてみてはいかがでしょうか。

犬のしつけは色々なものがありますが、散歩のときのしつけもそのひとつですよね。犬が勝手にすすんでしまい困ってしまうという飼い主さんもいるとおもいます。犬が「引っ張ったら止まる」を繰り返してみましょう。犬によっては、「散歩=自分勝手に歩くこと」だと思いこんでしまっている犬もいるとおもいます。またリードを引っ張って歩いたり、じゃれて足をかんだりする行動は、犬が飼い主さんのことを、信頼できるリーダーだと認めていないのかも知れません。

日常生活でも、自分勝手な態度が見られることがないか確認していましょう。このような場合には、散歩とは、飼い主の歩調に合わせてリードを引っ張らない範囲で歩くことというように犬に教えることが必要となります。犬種や性格、そして自分勝手に歩く程度によってはトレーニング方法も多少なりとも変わってきますが、ここでは一般的な方法をご紹介したいとおもいます。

まず、リードを短めに持って犬を横につけて歩きます。犬が引っ張りはじめたら、リードが張っている状態のときに、歩くのを一旦やめるようにしましょう。このとき、視線は合わせずに無視をするようにします。犬が飼い主に注目して、リードがゆるんだときにはタイミングよくほめてあげて歩きはじめましょう。とにかく、「引っ張ったら止まる」を徹底しておこない、引っ張るのがいけないことだということを犬に理解させてあげましょう。

リードの中には、犬の頭の向きがコントロールしやすいようになっているものもあります。鼻口部に巻いたヒモがリードにつながっているタイプのものもありますので、これを利用するのもひとつの方法だとおもいます。犬がなれてきたら早足で歩いてみたり、方向転換してもついてきたりするようにトレーニングしてみるとよいでしょう。 トレーニングは1日10~20分を目安にしておないましょう。

犬が吠えるという行為は人間でいうと「話す」ということになるとおもいます。それでは、犬に吠えることを「やめさせる」ためにはどうしたらよいのでしょうか?犬の服従訓練の初級クラスで、リチャードといった名前のボーダーコリーが、部屋の向こう側に並んでいる他の犬たちに向かい吠え始めたことがありました。

ボーダーコリーの吠え方はけたたましくて、狭い部屋の中ではとてもうるさく感じたが、リチャードの飼い主さんは、「だめ、やめなさい!」と必死に叫んだが、それは、逆効果だったそうです。これは、飼い主が犬語の基本をわかっていない例のひとつです。犬に向かって大声で「だめ!」または「静かに!」「吠えないで!」などと叫べば犬には吠え声のように聞こえてしまいます。

それでは、ちょっと考えてみましょう。犬は何か問題を感じ取ったり吠えて警告を発します。そこへ群れのリーダーであるはずの飼い主さんがやってきて、同じように吠え始めるとします。それはつまり、犬から見れば、あなたもやはり警告を発したほうがいいと認めたことになります。リチャードもそのように状況を判断したため狂ったように吠え出したということなのです。

犬に吠えることをやめさせる方法は、今までも色々と試されてきたそうです。たとえば水鉄砲やポンプ式のボトル、レモンジュース、スプレー、口輪、粘着テープ、ガラガラ音を立てる缶、ひどいものであ電気ショックをあたえる首輪などもあったそうです。こういったアイテムのなかには有効なものもあるそうですが大半は効果がないようです。効き目がある場合であっても残酷になりがちだとおもいます。

これでは犬と飼い主の間の関係が損なわれかねないですよね。犬が吠えるということは、群れにかかわる事柄について伝えるためなのです。危険を感じ取った場合に仲間に警告を発する場合こともあります。また群れの領域に何かが侵入したのを察知して家を守らねばと吠えることもあります。その原因は何であれ、犬は愛するものたちのために反応しているということなのです。

せっかく危険をおしえているのに、乱暴な行為を犬がされれば、その後の関係に傷をつけるとおもいます。そして暴力的な矯正は問題解決にはなりません。けれども、犬の意思伝達パターンをきちんと理解していれば、問題は簡単に解決することができます。吠えることをやめさせるときに野生の犬族が取る方法は、とても単純なようです。黙れという信号を発するのは、群れのリーダーや子犬の母親です。また群れでその個体よりも明らかに順位の高い犬なのです。

犬は、自分の居場所である寝場所や食事の場所などを汚したくないという本能を持っているそうです。犬がトイレでおしっこできないということもあると思います。これは、犬が飼い主の家全体を、自分の居住スペースだと思いこんでおり汚したくないと考えている可能性もあります。このような場合には、犬がより落ち着ける居心地のよいスペースを家の中に確保してあげるとよいでしょう。

このスペースを寝場所としてあげて食事も寝場所の周りで与えるようにしてあげましょう。このように犬の「居住スペース」の認識を縮小させることからはじめます。そしてハウス以外の場所で排泄するように仕向けるようにしましょう。排泄時間を見計らって、「トイレ」と決めた場所へ連れていってあげるようにしましょう。首輪やリードをつけて、散歩と同じように演出してみることもおすすめです。

もしも、犬がトイレでうまく排泄できたら、よくほめてあげると良いでしょう。最初は、庭など犬が排泄しそうな場所をトイレとしてあげて、だんだんと慣れてきた段階で、玄関や部屋の隅などの室内にします。少しずつトイレの場所を移動していきます。最後には決められた場所へ持っていくようにするとよいかもしれません。一度、認識していることを変更させることは大変なのであせらず根気よく、少しずつ意識を変えるようなつもりで教えていってあげると良いでしょう。


地上squirelsを取り除くためにどのように

犬の排泄というものには、「マーキング」という意味もあるそうです。目立つ場所などで排泄をして、自分のにおいや痕跡を残すことによって自分の存在をアピールして「テリトリー」を主張しようとしているそうなのです。そのため、散歩のとき、あちこちでおしっこをするということは犬の本能だと思います。しかし、本能とはいえ、よそのお宅の玄関先など迷惑になってしまう場所に排泄することはマナー違反だとおもいます。

排泄の場所に注意すれば、それと同時に犬が必要以上にテリトリー意識を強く持たないようにして、散歩のコースや時間をこまめに変えるようにしたほうがよいでしょう。また、犬がテリトリーを主張する必要がないようにと飼い主がしっかりとリーダーシップをとることもとても大切なことです。これで「外で排泄したい」という犬の欲求は、多少なりともおさえることができるのではないでしょうか。

条件反射を利用した訓練も効果的だとされています。何かの合図とともに、排泄したくなるようにと犬をトレーニングしておけばトイレのしつけもしやすくなります。犬が排泄している最中に、何か言葉を決めておき指示を与えてあげましょう。例えば、排泄中に毎回「シーッ」などと言ってこれを何度も何度も繰り返していきます。犬は「シーッ」という言葉で、条件反射的に排泄したくなるとおもいます。犬が上手に排泄できたら、うんとほめてあげて、その場所での排泄は正しいことだと犬に認識させると良いでしょう。

犬を散歩させていて、その途中に突然歩かなくなることがあると思います。犬の体力には、犬種や年齢などにより個体差があります。大型犬と小型犬では、歩ける距離が異なっていきますし、子犬や老犬などについては、一度に長い距離を歩くことはとても難しいです。体調が悪いときなども歩くのを嫌がると思います。また、散歩中に突然、狩猟本能が目覚めてしまうこともあります。

猫や鳥、通行人や他の犬などを相手にして狩りの手法である「待ち伏せ」や「忍び寄り」などの姿勢をとってしまい歩かなくなってしまうこともあります。他にも、恐怖心がでている時やわがままなどが原因となり歩かないことも考えられます。4カ月の子犬で、犬種はダックスの場合を例にとってみるとダックスはどちらかというと吠え立ててしまい追いかける狩りをする犬種です。

4カ月の子犬の場合には、本来狩りをする年齢ではないため狩猟行動(待ち伏せ)のため、歩かなくなってしまうわけではないと思います。原因としてはわがままか、疲れて歩きたくないかの、どちらかなのかもしれません。散歩の距離や時間は妥当なのか考えみたほうが良いでしょう。子犬は、瞬発力はありますが、持久力はまだありません。子犬を飽きさせない時間にして散歩することも大切です。

犬が「わがまま」で歩かないときはどうしたらよいでしょうか。色々とやってみてそれでもなお、犬が歩くのを嫌がったときには、「さぁ行こう」と促してあげて飼い主は歩き出してみましょう。初めのうちは、引きずるような形になっていてもかまわないと思います。このとき注意したい点は、後について歩き出したら思いっきりほめるてあげることです。

とにかく、飼い主のそばを歩くことが楽しいことだというように印象づけるようにしてあげると良いでしょう。おやつやおもちゃで、犬の注意を引いてあげてからごほうびを与えるのもよいでしょう。また、ズボンの裾や靴ひもにじゃれてくる場合には引き綱にしてみると良いかも知れません。慣れない首輪や引き綱をつけているうちは最初から上手に散歩をすることができると考えないほうがよいでしょう。

他のしつけと同じように「正しい散歩」というのは、教えていくものだからです。飛びついたり、かみついたりしたときには「いけない」と教えてあげて上手に歩けているときには、声をかけてあげてきちんとほめてあげましょう。犬が散歩に慣れるまでは、靴をひものないタイプのものに変えてみるか靴ひもやズボンの裾に、ビターアップルのような苦みのあるスプレーをつけておいて「かんだら苦い」ということを自分で学習するようにさせてあげましょう。

犬をしつけするときは色々と大変ですよね。ある程度の基本的なしつけはしたけれども、無駄吠えだけがどうしても直らないというケースもあります。たとえば他の犬が通りかかったり、他人が近寄ったりするとどうしてもほえてしまうという犬もなかにはいると思います。飼い主さんがいくら叱っても、言うことを聞かなくて困っているという方もいると思います。

こういった場合には、縄ばり意識が原因だと考えられます。犬の無駄吠えというものは、多くの飼い主の方が、多少なりとも悩んでいる問題だと思います。けれども、犬たちにしてみればこれは「無駄」ではなくて理由があるから吠えているということなのです。たとえば「警戒や警告」によるものだということも考えられます。犬の場合は、仲間や縄ばりを守ろうとする意識が強いです。

そのため、それらに近づく見知らぬ人や犬、そのものなどに対して断固として吠えて抗議をおこなうことがあります。また困ったことに、通行人や犬、来客などは、その場を立ち去ってしまうので、犬は「今日も吠えることによって上手く追い払うことができた」という満足感を得てしまうのです。このようにして犬の頭の中には、「見知らぬもの→吠える→いなくなる」という図式ができ上がってしまい「吠える」という行動が強化されていってしまうということなのです。

飼い主が叱っても犬が無駄吠えをやめないのは、犬が叱られていると思っていないからです。犬が吠えているときに人間が同じように大声を出すと犬は応援されていると勘違いしてしまいます。そのため、ますますはりきって大きな声で吠えてしまいます。また、叱っている人を、自分より下位だと犬が認識しているような場合には、叱られても何とも思わないそうです。

そればかりか、逆にその人を守ろうとして必死に吠えます。このような理由から、問題改善はとてもむずかしいのです。無駄吠えの問題改善が見られるまでの時間は、ケースによっても異なります。無駄吠えの対処法などもありますのであせらず根気よく続けてみるとよいでしょう。例えば驚かせてやめさせるといった方法おまります。

小石や小銭などを入れた空缶を、犬が吠えているときに足元の地面に投げつけてみます。そうすると大きな音に驚いて、一瞬でも吠えるのをやめたら成功だといえるでしょう。ただ、飼い主がやったと気づかれないように注意したほうがよいでしょう。ほかにもその場で厳しく叱るようにしたり、トレーニングを強化したり、虚勢手術をする、犬小屋を落ち着く場所に設置するなどの方法もあります。

しつけは、できるだけ早い時期からはじめたほうが良いでしょう。子犬のトイレットトレーニングは、遅くとも生後2カ月ぐらいから始めなければこじれてしまうことも少なくありません。基本的に、しつけは、早ければ、早いほど身につけやすくなると思います。子犬がおうちに来たときから、愛犬のルールづくりを心がけたほうがよいでしょう。

ほめる・しかるのメリハリをつけることもとても大切なことだといえます。しつけで大切なことは、ほめるときとしかるときのメリハリをつけることなのです。たとえば、よい子のときは愛犬が落ち着いていたり、オモチャでひとり遊びしているなどだと思います。そういった時は、やさしい声で名前を呼んでみたり頭や体をなでて、ほめてあげると良いでしょう。

一方で無駄吠えや甘咬みといった、叱るべきときは、はっきりした口調で決めた号令を言いましょう。愛犬からさっと背を向けてみたり、その場を離れるようにしましょう。このように口調や接し方に意識してメリハリをつけなければなりません。そうしないと愛犬のほうが、どうしていいかわからないイライラから、ますます興奮してしまったり飼い主に心を閉ざしたり、反抗的になったりすることがあります。

犬と飼い主の関係で信頼関係があってこそ、「無視」は意味があります。犬という生き物は、つねに仲間といることを好んでいる動物です。これは犬がリーダーを中心とした群れを形成しており、暮らしてきたことが背景にあるからです。集団となることによって食物を確保するための狩猟や外敵から身を守ることも容易になります。そして安全に、安心して暮らせるようになりました。

いいかえると単独でいることに対してとても不安を感じてしまうのです。ただ、だからといって365日、そして24時間、愛犬と一緒にいることは不可能だといえます。人間社会で暮らしていくためには、ひとりでいることや留守番することに慣れるのも大切なことです。そのためには、自立心を養うことが必要となります。ただ無視をすれば、自立心が育つというわけではありません。

とくに信頼関係を築く大切な時期もあります。しっかりとコミュニケーションをとっておいて絆を深めるとよいでしょう。そのためには、とにかく愛犬と思いっきり遊ぶ時間をつくってあげるとよいでしょう。子犬は遊びの中から多くのことを学んでいきます。また、精神的な成長や肉体的な成長のためにも、遊びは必要不可欠だといえます。このようなコミュニケーションの時間や飼い主への信頼があってこそはじめて、「無視する」ことに意味が出てくるのです。

愛犬に「かまう」ことと「無視する」ことはメリハリが大切だといえます。また、遊ぶのと同じくらい犬に「かまわない」時間も大切だといえます。とくに、子犬の時期の場合には見てても飽きない感じがあります。子犬の愛くるしさに見入ってしまったり、一挙一動についつい反応してしまいがちです。しかし、これを続けていると、注目されること、かまってもらうことが当たり前になってしまいます。

このような勘違いが続いてしまえば、誉められても喜ばない、といった反応の鈍い犬になってしまいます。そして、つねに自分に注目して欲しいと要求するようになってしまいます。誉められているのがうれしいのではなく、「慣れて」しまっているからです。自分に注意が払われている状態が日常になっているため、誉められても当たり前になってしまいます。

自分以外のものに注目していることがおもしろくないので、吠えて、自分に注目させるという行動に出ることもあります。電話中や犬との散歩途中の立ち話の間、吠えたりする犬はこの典型だといえます。本来は、つねに注目される存在は、リーダーなので犬にこのような勘違いをさせてしまった責任は、飼い主にあるといえるでしょう。

犬のなかには、シャンプーを嫌がる犬もいると思います。臆病な犬は水やお湯を異様に怖がったりすることもあるため、シャンプーすることができないという悩みがあります。このように怖がるにはなにかしたらの理由があると思います。たとえば小さいころに周りに住んでいる子供たちから、おもしろがって、水を浴びせられたなどのトラウマがあるのかもしれません。

このような犬は、ブラッシングはさせてくれるのかどうかをまずは確認しましょう。臆病な子でなくとも、シャンプーを嫌がる犬は多いそうです。まして子犬の頃に、水を浴びせられたといった怖い経験をしていれば、なおさらシャワーが怖くてあたりまえです。嫌がる犬をシャンプーに慣らすためのトレーニングで、まず一番大切なことは飼い主との信頼関係ができているかどうかです。

シャンプーをする以前に、ブラッシングはさせてくれているのかを確認しましょう。グルーミングは、犬を清潔にするばかりではなくて飼い主が犬よりも優位な立場にあるかを認識するためのバロメーターになります。体のどの部分でも触らせてくれれば犬が飼い主を優位と認めており信頼して、安心して身を任せているという証拠だといえます。

最初は、フードを使いながらほめながら安心させた状態でブラッシングを行ってみるとよいでしょう。このときに無理にブラッシングすることなく、なでるように行っていくことが大切です。犬種にもよりますが、コートが厚くて脱毛も多い犬種ならばできるだけ毎日ブラッシングしてあげるとよいでしょう。

シャンプーを嫌がる犬にシャンプーを慣らすためにはどうしたらよいのでしょうか。犬を怖がらせないように洗っていたと飼い主さんはいうかもしれませんが、シャンプーが嫌いな犬は、水の出る音でさえ怖がるとおもいます。また、ふだんは外で飼われているのに、慣れない家のお風呂場にいれる場合には怖さもさらに増してしまうでしょう。

シャンプーは洗う側も慣れてしないと、かなり時間がかかってしまいます。目や耳に水を入れてしまって犬に多くのストレスや不快感を与えてしまうこともあります。まずは、水の音に慣らすために、バケツなどにお湯をくんでおいてタオルにたっぷりお湯を含ませてから、汚れを拭き取ることから始めましょう。

最初のころはフードを使って安心させながらおこないましょう。場所は、愛犬がいつもいる「屋外」で行うとよいでしょう。タオルを使って汚れ取ることに慣れたら、次は、手足をバケツのお湯で洗ってみるという具合にして少しずつ進めていきましょう。何度めかで慣れてきたら、場所を外からお風呂場へ移していきましょう。


犬にいる暮らしとはどのようなものなのでしょうか。犬は「ネコ目イヌ科イヌ属」に分類される4本足の哺乳類の動物です。広くみればオオカミやコヨーテ、ジャッカル、キツネ、タヌキなども含んでいるイヌ科の動物の総称です。しかし、これらは「イヌ類」としており、単に「イヌ」というときは
一般的なペットとして「イエイヌ」のことを指しています。

イエイヌは人間の手によって交配や改良を重ねられてきました。そして、家畜化された動物です。古くは、狩猟犬、牧羊犬というように人間の職業を解除する立場として、人間社会のなかで共存してきました。近年では、愛玩犬としてもちいられることが多くてペットやコンパニオンアニマルというような意味合いで飼育されており親しまれています。

犬の種類は、日本では、ジャパンケネルクラブ(JKC)が、世界的な組織の国際畜犬連盟 (FCI)が公認している331種類のイヌのうち、176種を純血種として認めています。純血種はジャパンケネルクラブで規定している体格や毛並みなどに適合することを審査されます。そして血統書が発行されます。実際に飼育されている中には混血種もたくさんいるため、色々な種類に名前をつけていけば数が多くなってしまいます。

犬の社会についてご紹介したいと思います。飼い犬として生きている犬のほとんどが集団生活を経験していません。しかし、犬の本能を忘れているわけではありません。人間の家族と一緒に過ごしており、人間のように振る舞っていても犬としての野生の本能が出てくるときもあります。基本的にいえば犬の社会は究極のタテ社会です。

「リーダー」のいうことを聞いて「リーダー」の喜ぶことが「自分」の喜びとなります。このタテ社会の本能を利用して、家族の中に迎え入れることが人間の知恵だと思います。犬を飼うとしたら、ただ、ぬいぐるみのように抱きかかえるだけの「モノ」として飼うにはふさわしくありません。命あるものを飼うということは、お互いにうまく暮らせることが大切だと思います。

人間的みれば、すべて平等にして喜びや憩いがあると考えがちなのですが、犬にとってはリーダーに従って生きて行く方が楽だといえます。タテ社会のリーダーとして人間の地位を認めさせたら、一緒に暮らすことがとても楽しくなるとおもいます。人間は犬にとって頼りになる、強くて優しい存在だと知らしめなくてはなりません。

犬が自宅にいることのメリットについてご紹介したいと思います。犬に限らったことではありませんが、動物を飼うと良い事が沢山あると思います。動物の動きや存在で心が癒されますので健康的な生活が送れると思います。またペットを通じて、家族の気持ちがひとつにまとまるような感じがすることもあります。

愛犬家は犬を飼う理由として、次のようなことをあげます。例えば自然の多い場所に良く出掛けるようになる、規則正しい生活をおくれるので、生活にメリハリができる、家に帰るのが楽しみになる。家にいる時間が増える、家族共通の話題として盛り上がれるようになる、核家族化しているので子供にとっては兄弟ができたみたいになる。

その他にも仕草がかわいいので心を穏やかにしてくれる、甘えてくる姿がかわいい、つらい時悲しい時にそばにいてくれる、出迎えてくれる存在がとても愛おしく感じる、子供ができたようでかわいい
、寄り添っていてくれる、喜んでくれるなどがあげられます。色々なメリットがあると思いますが当てはまるという方もたくさんいると思います。犬との生活を楽しみたいですね。

一緒に暮らすパートナーとして犬を選ぶとします。犬はぬいぐるみのようにかわいく愛くるしい存在ですよね。そして疲れた心を癒してくれます。人間社会の中で生活するためには、お互いに快適に思えるようにルールを決めるのが「しつけ」です。しかし犬にも性格がありますし、また飼い主もどんな目的で飼ってどのような犬にしたいのかをよく考えてみる必要があります。

しつけには犬にも我慢や忍耐が必要ですが、しつける方の人間にも忍耐が必要でストレスのかかるものです。こうしなければならないという一般的なルールにとらわれてしまうと、「できない」ことばかりが強調されてしまうこともあります。そうなってくるとお互いに愛情や信頼関係が薄らいでしまいます。犬を飼いしつけをするということは人間の子育てと全く同じだといえます。

犬のしつけは基本的に生きていく強さと最低限のルールを供えていればいいのだと、力を抜いて考えましょう。飼い主が犬の性格を理解してトレーニングの目標を決めてあげるとよいでしょう。飼い犬は、もともと職業犬として人間の都合で役割や仕事を与えられてきました。それぞれに適した性質をかけあわせて具体的に仕事に役立つように多くの品種をつくり出してきた背景があります。

愛玩犬としてとても人気のあるダックスフントは、穴の中に逃げ込んだ小動物を追い込むために、体高を低くして胴体を細長く改良したというのは有名な話です。愛玩犬となった今も、本能の性質がよく働くと言います。育った環境やもともとの個性もあると思いますが、犬種の性質をつかんでおくということは、しつけや問題行動を防ぐためにはよい方法だといえます。

他人の飼い犬についてご紹介します。基本的にいうと、どのゆなに大人しそうな飼い犬であってもよその犬には飼い主の許可なく手を出さないようにしましょう。犬にさわっても良いのかそして危険はないか、飼い主に聞いてみないといけません。逆に自分の飼い犬がよくしつけが出来ていたとして従順であってもよその人に対して、どういう行動にでるかは予測を超えることがあります。

そのため目を離さぬように十分に注意したほうがよいでしょう。特に小さい子どもを持っている親御さんには認識していただきたいことなのです。しかし、人間界には、なかなかそういったルールが浸透していないのが現状だといえます。小型犬だとさわっても危険がないかのように近寄ってくる小さなお子さんもいます。愛犬家だとよく知っている方も少なくはないことなのですが、小型化されている犬種ほど、気性が荒いものです。

そして高慢な態度をとる傾向にあります。犬の気分はいつも穏やかで安定していると限らないのです。たとえ飼い主が横に居たとしても、威嚇することもあります。そのため注意が必要となります。また、犬が喜んで飛びかかったり軽くじゃれただけでも、幼い子供の肌に傷をつけてしまうこともありますのでお互いに注意しないとならないでしょう。

犬のしつけを行なう前に把握しておきたい点があります。それは飼っている犬が人間社会の中でどのような問題行動を起こす可能性があるかをということです。家の中にずっと囲って暮らす「お座敷犬」として犬が一生を終えるならば、あまり他人に迷惑をかけることはないでしょう。しかし愛犬家として、生き物を飼うことのモラルは必要です。そして犬にも社会性を付けさせてやることが必要なのです。

犬は生き物です。けっしてぬいぐるみではないのですから、心豊かな生き物として他の個性とのコミュニケーションは必要不可欠になるのではないでしょうか。たいていの飼い主は犬との楽しい生活を夢見ています。そして一緒に暮らそうと決心を固めたはずですよね。愛犬をせっかく手に入れたのに問題行動によって辛い思いが残ってしまうのはお互いにとって不幸なことです。犬を飼う人が抱える悩みは、たいていの場合、犬の習性を理解していない人間の認識力の方に問題があるのです。

しかし、人間社会において困るのは、飼い主の方なので「犬の問題行動」というように呼ばれます。これは犬にとっては迷惑な話ですよね。このような犬の問題行動には必ずといっていいほど原因はあります。そのまま放置していくと、わがままな犬を育てることになってしまいます。我慢は、愛情を欠く原因となってしまうことからお互いに理解しあって解決方法や対処方法を探るようにしていったほうがよいでしょう。

現在では犬の平均寿命は大型犬だと10~15歳ぐらいです。小型犬だと15年以上も生きると言われているのです。人間と同じように動物医療が進歩したことや食事の内容についても格段に変化していることから、更に寿命は伸びる傾向にあるのです。一度、犬を家族に迎え入れると本当に長いあいだ生活をともにすることになります。

犬の問題行動にはいろいろなものがあります。人間にとって、わがままな行動であったり、問題ありだと思われる行動でも犬にとってはそれなりの理由があるのです。犬自身が悪いのではなくて飼い主が犬の習性や犬種の特性について正しく理解していなことから起こる場合がほとんどなのです。そのためにも正しいしつけをしなければいけません。

子犬の時期にしつけをするのが基本的なことですが、何らかの事情から成犬になってからしつけを行うこともあります。しつけが正しくできていれば犬とのコミュニケーションが取れるようになります。お互いに気持ちが通じることによっていろいろなトラブルが解決されます。犬とのコミュニケーションが、飼い主の喜びに変わるように楽しみながら行いましょう。

犬の分離不安についてご紹介します。犬はもともと集団で行動する動物です。そんため一人なることが苦手です。飼い犬の場合には、生まれてすぐは母親犬・兄弟たちと過ごして、その後ペットショップや
家庭に引き取られて人間と一緒に生活することになります。当然ですが、野生の中に一人で生きている経験がないということになります。

そのため、留守番などの短時間であっても、一人ぼっちにさせてしまうと仲間を求めて吠えることがあります。また家族の臭いなどを求めるため、家のなかのものを噛んだり動かしたりすることもあります。これを「分離不安」というように呼んでいます。人間にとっては「分離不安=いたずら」ととらえてしまうことが多くあるようです。

もともと、番犬に適した犬種というように個々の性格や犬種の傾向もありますが飼い主と長い時間密着した生活を送っている犬ほどなかなか離れがたくなる傾向にあります。人間の都合としては、番犬としての犬を求めるということもあります。また仕事としても役に立ってもらわなければならないこともあります。強い分離不安を克服するためには家が安心できる自分の居場所だということを理解させることが大切です。そして長時間にわたっても飼い主の命令を守れるように指示語の理解と強い信頼関係が必要となります。

犬は人間のように言葉を持たないですよね。そのような犬にとって、「吠える」ことは本能でごくあたりまえの行動です。飼い主の悩みごとの上位にはつねに「愛犬の無駄吠え」が上がってきます。しかし、人間にとって不都合な場面でも、犬にとっては必ず何かしらの理由をもって吠えているためけっして無駄なことではないのです。

犬の吠える声には「警告警戒、挨拶、要求、防衛、不安」といった気持ちがあらわれています。犬種の特性によりますが、犬には吠えやすい種類や、声の高い種類、そして声を出しにくい犬もいます。しかし100%吠えないという犬はいません。人間の生活の中で苦痛を感じるような吠え声というものは、近所のトラブルなどにも発展してしまう可能性があります。

そのため何らかの対策をしなければなりません。犬がどういったシチュエーションのときに、どういう声で吠えているのかを知っておく必要があります。大きな声で叱りつければ「吠えること=正しいことと構ってもらえる」と理解してしまい逆に犬の吠え方がひどくなることがありますので気をつけましょう。

犬のしつけについてあなたは考えたことがありますか?犬のしつけは「お手」とか「お座り」などを教える行為だと思いがちですよね。しかし、それだけではありません。犬のしつけとは人間と犬が楽しくそして心地よく共存していくための方法を犬にたいして教えると言うことです。しつけをするときは犬に禁止事項を教えます。禁止事項とはトイレを所定の場所以外ではしない、無駄吠えをしない、というような点です。

また、おもちゃも遊んでいいものと悪いものの区別を教えてあげるようにしましょう。犬のしつけをするにあたって覚えておいてほしい点は、しつけをすることで言うことを聞いてくれればいいと言うような考え方ではなくて、飼い主のほうも犬が飼い主のしつけを聞いてくれるような「人」になるという点が大切だと言うことです。それでは、どうして犬にしつけが必要なのでしょうか。

例えば散歩途中に、むやみに知らない犬に吠えかかることもあります。そして、知らない人に襲いかかったりすることもあります。何でも拾い食いをすることもあります。このような困った行動をしないとうに犬と飼い主が快適に生活できるようにすると言うことなのです。犬がきちんと飼い主にしつけをされているとしたら、どんな状況下においても飼い主の言うことを聞きます。そして周りの人々に迷惑がかからないようにできるでしょう。犬のしつけを通して、飼い主や犬の安全面や周りの人々の安全面も守ることができるのです。



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